久山 薫/氷河期世代の生き残り日記

~体・お金・ココロを整えて自分アップデート~

頼もしい書店員さん

 

こうやって売り場を作ってくれる書店さんがいるのは、頼もしいですね。出版社で営業をしていろんな書店さんを見ています。お店の看板力に関係なく、いいお店、悪いお店はやっぱりあります。

お店の売上が少なければ、お店は継続できない。けれど、売れる本、話題になっている本ばかり並べていると他の書店と大差がなくなるし、インターネットの書店と変わらない、という問題も発生してしまう。そんな悩みを持っている書店員さんは多いですね。

仕事柄、そういう話を直接聞くこともあります。私が言うのは2点だけです。
ベストセラーの隣に何を並べるか?
ランキングコーナーの9位に好きな本、売りたい本を置いてみたら?
以上です。

例えば話題性がある西野亮廣さんの最新刊「新世界」の隣にどんな本を置くかが個性につながります。私ならタイトルになっている新世界が大阪の街の名前からきていることを知ったので、大阪のガイドマップで新世界が紹介されている本とか新世界が舞台になっている坂井希久子さんの「泣いたらアカンで通天閣」(祥伝社文庫)とかを隣に並べます。ビジネス書だから隣に並べるのはビジネス書、という流れは無視していますが、今どきの読者はジャンルを意識しない意外性を楽しんでくれると思います。
ランキング棚の9位ぐらいまでは、ほとんどの人はきちんと見ていません。こういう本も売れているんだ。という錯覚を感じてくれると思います。むしろ、このお店はこういう本もきちんと販売しててベスト10に入っているんだ、と思ってくれるかもしれません。それぞれのお店が管理しているベスト10なので1個・2個ぐらい売りたい本を並べてもいいと思います。

という考えから
ベストセラーの隣に何を並べるか?
ランキングコーナーの9位に好きな本、売りたい本を置いてみたら?
の2点の話をしています。

出版業界には、頼もしい存在です。