久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

相変わらずの企業中心の考え方

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なぜに学生だけが悪く言われるのか?

そんなことを考えたニュース記事でした。

  国内トップクラスの国立理系大学院生のYさんは、面接に落とされ続け、夏休みまでに内定を1社ももらえず、就活が長引くことになってしまった一人です。落ちた会社の数は100社にも及び、Yさんは自信を失い、うつに近い状態になってしまいました。

 ということでした。この学生は就活塾に入り、就職先をゲットしたようです。ちなみにこのニュース記事、その就活塾の宣伝記事にも感じました。

この記事を読んで感じたことは
■なぜ学生だけが悪く言われるのか?
■就活塾なるものがあり、そこから就職できるなら、大学・大学院は何を教えているのか?
■高スペックの学歴なのに、就職しないと稼げないのはなぜか?
という点でした。

【なぜ学生だけがわるくいわれるのか?】
学生にも確かに問題はある。自分の学んだことを生かせる企業に応募を集中させる、教授などに企業を紹介してもらう、もしかしたらコミュニケーション能力に問題があったのかもしれない。けれども、学生だけが悪いのだろうか?応募された企業もここまで高スペックな学生が入ってこられても使いこなせない、困ってしまう。という考えがあったかもしれない。実際に仕事もしていないのに、ウチでは使えない。と判断している。これって、かなり失礼な話です。アルバイトや契約社員で始めて、仕事をしてもらって判断すればいい話。インターン制度もそのためにあるのでしょう。企業側にだって問題はある。

【就活塾なるものがあり、そこから就職できるなら、大学・大学院は何を教えているのか?】
今は入試で苦労することなく大学へ進めます。それでも、奨学金を使って通う学生は多く、就職するために大学へ行く。という考えの人もいます。それなのに就職塾があり、利用している学生がいる。しかも、就活で苦労している学生を就職させてしまう。
就職するために行く大学では足りずに、就活塾を利用する。ならば、大学へ行かずに就職塾に最初から行けばいいんじゃない?高い奨学金だっていらないし。と考えちゃいました。それに、情報商材で騙されちゃうのは就活生が多く就活ネタが多い、という話もあります。大学は何を教えているのでしょう?私は大学へ行ったことがないので、何をしに行くところかさっぱりわかりません。言う権利はないのかもしれないけれど、1年間に数百万もだして4年間も通う価値があるのか、この記事を読んで疑問に思いました。

【高スペックの学歴なのに、就職しないと稼げないのはなぜか?】
高スペック過ぎると企業からは嫌われる、はじかれるのは想像できます。なのに大学院で学んだことで稼げる方法をどうして教えないのでしょうか?今の時代、アルバイトと学んだことで稼げる方法があれば、それなりに暮らしていけることはできると思います。生活のレベルは高いものは無理ですが、せっかく学んだことを卒業後なににも使わないのはもったいないです。大学・大学院側も収益化の専門家を招いて学んだことでどうやれば稼げるのかを教えるべきだ。その方法や可能性を知って、就職するのか?自分で稼げるようになるのか?の選択肢が自分で選べるようになる。ここまで教えてくれれば数百万払っても大学に行く価値は出てくる。

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ニュースを読んだとき、なぜ学生だけが悪く書かれているのか?というノイズだった。会社・企業はそんなに偉いのか?大学は就職塾に負けているじゃないか、というノイズだった。
このニュースを読んだ限り、令和になっても企業の方が偉いという構図は変わらなそうだ。窮屈な社会はまだまだ続きそう。