久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

情報生産者になる

東大の教授、上野千鶴子さんの本です。

タイトルに惹かれて迷わず購入しました。ジャケ買です。だって、情報を作れる人になりたいのです。ブログをやっているから。

でも、論文の作り方の本でした。しかも学術的な論文です。東大の教授の上野さん、東大生が学ぶ論文の書き方が新書1冊で学べる。こう考えるとせっかく買ったのだから、難しくても、途切れ途切れになってもいいから、読む、知る、これは難しい本だぞ!とメモを取りながら読み進めています。

おもしろい!

はじめにの章、本のつかみからおもしろいです。そして1章-情報とはなにか?最初から、一般人である私にも読みたくなるきっかけがありました。

情報は、ノイズから生まれます。これが情報工学の基本です。ノイズのないところに情報は生まれません。
ノイズとは何か?ノイズとは違和感、こだわり、疑問、ひっかかり・・・のことです。ですからあたりまえだと思っている何の疑問を感じない環境のもとでは、ノイズは生まれません。「情報生産者になる」ちくま新書1352_上野千鶴子_P14より

ノイズ、いい表現だと感じました。
目の前のものに何か違和感のようなものを感じることはあります。そもそもなんでこうなっているのだろう?なんとなく嫌な感じがする、とか上手く言えないけれどなにか引っかかること。気持ち、心がザラザラする感覚に近いかな!?と勝手に解釈しました。
日常に対してノイズなら感じることがあります。自分にも情報を生産できる、そんな気がしてきました。

読み進めて、論文は作れないけれどブログで質のいい情報生産者になれるようになりたいです。

今日も読んでいただきありがとうございます。