久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

氷河期世代の叫び 会社員になっても安心できない

これからの会社員をイメージしました。勝手な妄想に近いです。
未来は誰にも当てられない、という前提で楽しんでもらえれば幸いです。

これからの会社員は大変。2019年時点で会社の管理職は55歳以上だと考えられます。55歳って、社長になっていてもおかしくない年齢です。だけど、管理職、部長どまりです。じゃぁ、社長はいくつ?と考えると平均年齢は59.7歳だそうです。

社長も高齢化、平均年齢は59.7歳に–帝国データ調査 : 事業継承が課題 | nippon.com

社長なったと同時に定年になってしまいますね。せっかく社長になれたので、そりゃ続けますよね。となるとこれから先、社長の年齢は上がり続けることになります。

そして、大企業の社長・会長の年齢が高い。創業者が未だに社長を続けている場合もあります。

50代が社長になれない社内トップ3の椅子に座れないのは、彼らが無能だからでしょうか?

ちょっと、違う気がします。

特に70代で社長を続けている人は、席を立場を居場所を失うのが怖いからじゃないかなと考えています。口では「人材がいない!社長を任せられるやつがいないんだ!!成長してくれれば、いつでも社長の座を譲る」と言う人がいますが、多分譲らない。
でも、創業者が社長を続けて譲らない気持ちもなんとなく分かる。自分が作り育て上げたものを譲るのは、確かに難しいことです。

50代の会社員は上が詰まっているから、管理職から上に上がれない。そうなると下を向くしかないです。40代に視線が向きます。ましてや40代は厳しい氷河期を通過した優秀な人材。アナログとパソコンのいいとこどりができる唯一の年代。人生にお金が掛かる年代だから、ギラギラして仕事をこなしていきます。

50代から見たら、かなりの恐怖だと思います。なので、決定権をもつ管理職の50代がリストラの候補を40代にします。

40代にとっては苦労して入り、自分の実力よりランクを下げた会社からリストラ候補にされるなんてたまったもんじゃありません。しかも、上司の仕事の失敗をなすりつけられ、若手の失敗をかばう。けれども、上は使えない上司で、社長は60代以上。。。あと20年もこの会社に居続けるなんてシンドイとなります。で、辞めてしまい、転職活動に失敗してバイトや派遣、契約で低所得になります。ただ、精神的には楽になったという人もいると思います。

20代、30代は50代との会話が成り立たず、社内冷戦状態になります。
お互い「何言っているか分からない」と思っています。
そして、仕事は生活するためと割り切り、自己実現は趣味や副業、地元の仲間とのつながりで維持されます。となると、残業や飲み会は、邪魔な存在になります。そして、転職活動を始めて会社を辞める準備を始めます。

こう考えると、50代以上の男性にとっては、会社は自分の居場所であり楽園です。ただ、このせいで40代以下が働きにくい場所になっています。しかも、出世できないから、続ける理由もありません。

今のまま企業活動が進めば、企業は高齢化していきます。新しくできたIT系の会社の平均年齢を見ると35~40歳ぐらいです。50代はほぼいない会社が多くあります。
高齢化した会社は悲惨なものです。時代の変化、ユーザーの変化について行けなくて苦労するでしょう。

社長さんへ
会社の業績を上げたければ、社長が辞めるべきです。リストラしたってその場しのぎにしかなりません。世代交代しなければ、会社は化石化します。
そして、リストラするなら、45歳以上ではなくて、55歳以上です。
年功序列の生き残り世代で高い給料です。でも、年金までは10年。子供も大学を卒業しているのし、住宅ローンだって残りわずかです。55歳以上の人件費で20代を何人雇用できますか?40代の給料を上げて、会社に愛着をもって活躍してほしくないですか?
55歳以上なら、退職金でなんとかなります。会社にしがみつくパラサイト社員は誰なのか、しっかり見極めてください。パラサイトしているのは、社長かもしれません。

こんな感じで考えると会社員でいることは、難しいですね。やっぱり、会社員しつつ副業を始めていつでも辞められる選択肢をもつ、強い人になるのが理想です。

毎日腕立て伏せ1回チャレンジ中(2019年07月08日スタート)
2019年10月07日(夜)
腕立て伏せ 10回 足上げ腹筋 10回 頭上げ腹筋 10回

今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
久山 薫でした