氷河期世代の叫び 「やりたいことをやりましょう」は呪いの言葉
2020年02月18日
氷河期世代って「やりたいこと」「好きなこと」ない人が多いと考えています。だって、小学生のころからいい高校に入って、いい大学に入って、いい会社に入れば、人生イージーモードになるって刷り込まれました。
つまりスポーツで全国レベルを経験した人以外は勉強だけしていました。それが18歳まで続くんです。
「やりたいこと」を捨ててきたので「やりたいこと」がないんです。
話しはそれますが、久山たちの世代ぐらいから国語・数学・英語以外の勉強は捨てられていました。科学・化学・歴史・音楽・美術は、みんな捨てられていました。それでも、続けた人が今、世の中に素晴らしい作品を提供してくれています。
完全否定されて、それでも、続けていた。これは、すごいことですよね。
勉強だけして育ってきたので、今さら「やりたいことは?」と聞かれても困るし。好きをお金に変えよう、やりたいことで稼ごう、と言われても何をどうすればいいのか??頭の中は真っ白です。
ちょっと、遊ぼうものなら「勉強しなさい」「そんなことしている暇があるなら勉強しなさい」とやりたいことをやったら否定されていたんです。
それなのに仕事を始めて自由な時間が少なくなった今「やりたいことやりましょう」って言われたって困ってしまう気持ちは理解していただきたいものです。
やりたいこと好きなことを作り出すのは大人になってからは難しい作業です。
- 上手く出来なかったらみっともない
- この年で新しいことを始めるのは恥ずかしい
- 年下に習うのは納得できない
などの変な感情が邪魔するし
- 時間がない
- 小遣いがない
- 場所がない
などの現実があります。
とは言え、氷河期の上の方々は50歳です。人生は30年ぐらい続きます。ぼぉ~~っとするには長すぎる時間です。久山だって35年はあります。
「やりたいこと」があれば人生が楽しくなりそうなのはわかります。ぼぉ~~~っとしているだけの定年後がつまらないものなのもわかります。
やりたいことがある人には不思議に見えるでしょう、やりたいことがないんです。
ただ、やりたいことがなくても、70歳になっても80歳になっても活動的に動けるように体力と健康、カラダには気を使っています。やりたいことができた時に病院のベットの上だと悲しいですからね。
毎日、腕立てなどの筋トレをしています。15回ぐらいじゃ体つきは変わりませんが、体を動かす習慣はできました。
「やりたいこと」って、現代のキーワードになっています。氷河期世代にとっては、プレッシャーになるし呪いの言葉に感じます。
毎日腕立て伏せ1回チャレンジ中(2019年07月08日スタート:218日継続中)
2020年02月17日(夜)
腕立て伏せ 15回 足上げ腹筋 15回 頭上げ腹筋 15回 背筋 15回
毎日腕立て伏せ1回チャレンジ中(2019年07月08日スタート:219日継続中)
2020年02月18日(朝)
腕立て伏せ 15回 足上げ腹筋 15回 頭上げ腹筋 15回 背筋 15回
腕立てをやる時間を朝に切り替えました。
今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
氷河期世代の個々の力で社会を見返してやりましょう!!
久山 薫でした
「ない仕事」を「ないブログ」に置き換えて読むとおもしろいです
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