氷河期世代の生き抜く知恵 人生を変える力 習慣を作る 前編
2020年03月01日
人の一日は習慣でできています。
いい方向の習慣は筋トレだったり、ブログだったりします。悪い方向の習慣はタバコだったり、夜のポテチだったりします。
習慣になっていない行動は、やる・やらないの判断基準が必要です。判断をする、やると決断するだけでも、自身に自覚がなくても精神力を使っています。
特に悪い習慣がわかりやすいですが「さぁ、タバコを吸うぞ」「夜のポテチ食べるぞ」と気合を入れて行動しないですよね。自然に体が動いています。
仕事に一区切りついたらタバコを吸う、夜のテレビを見始めたらポテチを食べる、行動とワンセットになっています。この自然に体が動いている常態が精神力を使わないでも行動をしている証拠です。
この力をいい方向の習慣に使ってみましょう。筋トレ・ブログ・読書・勉強、人生を変える習慣を身に着けられたら最強ですよね。
習慣を作るには
- 動機付けを遠い目標にする
- めんどくさい行動を設定してからできる行動を考える
2つのコツがあります。
習慣を身に着ける動機付け
まずは遠い目標を疑問形で作りましょう。
収入を上げるには?
80歳になっても健康で過ごすには?
60歳になっても安心できるくらしをするには?
など、疑問形で遠い目標を設定します。
「今の暮らしで精いっぱいで、遠いことなんてイメージできない」という方は、1年後や3ヵ月後をイメージしてください。
ポイントは遠い目標の疑問形が必要なだけです。
なぜなら「ダイエットして-10キロ」という目標はすぐに「今じゃなくてもいいや」とやらない理由を作り出してしまいます。
脳は安心・安全を最優先します。脳には変化は安心・安全ではないのです。変化は次に起こることを予測できくなり、不安状態になります。するといつもと同じ行動に戻ります。
三日坊主の原因、現状維持バイアスです。
ダイエットを始める=いつもと違う行動=脳が不安状態になる=今じゃなくてもいいや=三日坊主
の公式が出来上がります。
遠い目標を疑問形で作ると
80歳になっても健康で過ごすには?
↓ ↓ ↓
80歳でも自分で歩けること
↓ ↓ ↓
自分で歩くには筋力が必要
↓ ↓ ↓
今から筋トレを始めよう
↓ ↓ ↓
ジムに通うのはめんどくさい
↓ ↓ ↓
エスカレーターじゃなくて階段を使おう
↓ ↓ ↓
1ヶ月で1キロ落ちたらご褒美に〇〇買う
と風が吹けば桶屋が儲かるシステムで連想ができあがります。
いつもと違う行動をして、脳が不安状態になって「今じゃなくてもいいや」とやらない理由を作り出しても
「80歳になっても自分で歩くために、階段を使うんでしょ」
と脳に未来のイメージを予測させることができます。予測できれば、現状維持バイアスは働きにくくなります。
ちなみに、疑問形ではなくても「80歳になっても健康に過ごす大作戦」のように、〇〇大作戦でもOKです。昭和のスパイ映画のようなタイトルになりますが、具体的な行動に落とし込むまでの考える作業が楽しくなります。
数字だけの目標は、自分がこれだけやっている、こんなに続けてきた、という実績には使えます。10キロも痩せたってわかるとうれしいです。でも、習慣化の最初の部分では動機付けとしては弱くなってしまいます。疑問形・〇〇大作戦の目標と具体的な数字の目標を上手く使い分けてください。
毎日腕立て伏せ1回チャレンジ中(2019年07月08日スタート:230日継続中)
2020年03月01日(朝)
腕立て伏せ 15回 足上げ腹筋 15回 頭上げ腹筋 15回 背筋 15回
今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
氷河期世代の個々の力で社会を見返してやりましょう!!
久山 薫でした
kindle版