数字に強いってどんな人?
2020年04月27日
営業の仕事をしていると毎日が数字との戦いです。予算達成率がどうだ、とか。売り上げがどうだ、とか。です。
数字に強い、ってみなさんはどんなイメージですか?
暗算が得意な人?
占有率(シェア率)から売り上げを計算できる人?
確かに、こういう人って数字に強く、仕事ができる人ってイメージがありますね。
でも、久山が考える数字に強い人は
数字の意味が分かる人
です。
例えば「売り上げ」の数字。
売り上げ年間10億円あります。今年も10億円目指して、頑張りましょう!と言われても、月に9,000万円ずつ売り上げれば、達成できる。と考えます。
売り上げも大事ですが、それを生み出すための費用、コストも大事です。
A:売り上げ:10億 費用:9億
B:売り上げ: 7億 費用:5億
なら、Bパターンの方がいいのがわかります。
10億の売り上げを達成したくて、7億からの売り上げを稼ぐために無理をして商品を作り、営業がさらに動き、従業員の残業が増えたりして費用が重なるパターンです。
他にも数字の意味を考えるものはあります。
2020年の今なら、毎日テレビで言っている感染者数。
これも発表する意味がわかりません。テレビでは増えた、減った、といっていますが、やめた方がいいです。
毎日テレビが発表するなら、病院のベットの空き数、軽症者を受け入れてくれるホテルのベットの空き数を言うべきです。
だって、感染の可能性がある人、感染者のピークは、人口の過半数を超えない限りは、感染ピークの可能性はなくならないからです。
普段の生活を続ける
↓
感染・発症者が増える
↓
病院が対応しきれない、入院のベットが埋まっている
↓
治療・入院ができない
↓
パニックになる
この流れを食い止めたいから、緊急事態宣言を出されたわけですが、病院のベット数が1億あれば問題がないわけです。
ベット数が1億ないから、初期症状、疑いがある人を治療できずに重症化させてしまい、亡くなっているんです。
とは言え、平常時に1億の入院ベットがあるって、現実味というか費用が掛かりすぎですよね。
感染者の数も大事ですが、検査の数、ベットの空き数、完治者の累計と人口との割合をテレビで発表しないと意味がないな~、と考えています。
数字の意味を考える時に必要なのは、その数字の反対側の数字です。
売り上げ⇔費用
感染者⇔空いている病院のベット数
この反対側の数字が見つけられる人が数字に強い人だな~、と久山は考えています。
目に見える数字、提供されている数字をそのまま受け入れるのではなく、いったん考えるようにしましょう。簡単な足し算や引き算です。
これができるようになれば、詐欺にあわずに、情報にだまされないようになりますよ。
毎日腕立て伏せ1回チャレンジ中(2019年07月08日スタート:287日継続中)
2020年04月27日(朝)
腕立て伏せ 15回 足上げ腹筋 15回 頭上げ腹筋 15回 背筋 15回
今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
久山 薫でした
「ない仕事」を「ないブログ」に置き換えて読むとおもしろいです
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