久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

これからの学校について考えてみました ~9月入学説について:その1~

2020年05月27日

日本、再起動中。そんな空気が街中に漂っていますね。自粛期間からの再開準備をしている空気を感じます。

そんな中、一時期話題になっていた9月入学説について考ええてみます。あえての今頃の話題です。
話題になっている時に考えちゃうと感情で結論を出してしまうので、思考に深みが出ないのが欠点です。おじさんなので好き嫌いの感情に深みを加えた「渋み」を出したいです。

さて本題の9月入学説
まず、2020年内の9月入学は反対です。
これからの2021年以降、私は「大学生、大学だけ9月入学でいいじゃん」です。

まず9月入学説が出ていたのが
コロナで2月・3月・4月・5月の通学期間が無くなり、学校生活が短くなった。ならば、前々からあった9月新学期説をやってみるのにいい機会じゃないか!?という流れでした。

確かに、友人、部活など勉強以外の学校の役割はあります。とても大切です。ただ、
3年間(小学校なら6年間)の内、4ヶ月間が減る。という事実は4月入学でも、9月入学でも変わらない事実があります。

2020年だけ9月入学にして、2021年8月で1年間修了とするにはあまりに準備する時間が短すぎるし、2020年3月で泣く泣く卒業した子たちがかわいそうすぎます。

ネットで署名活動していた言い出しっぺの子たちもこの部分は理解してくれると思います。

9月入学、新学期だと1年間(9月~8月)の期間の4ヶ月が使えなかったことになる。
4月入学、新学期では1年間(4月~3月)の期間が2ヶ月ずつ使えなくなった、だけなんです。
2019年4月~2020年3月で2月・3月
2020年4月~2021年3月で4月・5月
学校の期間を考えると4月入学でむしろラッキーだったことになります。

本当に2020年3月に卒業した子たちは、2月・3月の最後の思い出を作る期間に自粛を強いられてしまうのはかわいそうでした。
2020年4月に3年生になった子たちも部活で活躍する場を自粛でなくなったのはかわいそうです。
この2点に関しては、何とかしてあげたかった、してあげたい、という考えはあります。

とは言え、新型コロナの影響で9月新学期はあまり意味がないことが私の結論です。

たまたま新型コロナが日本で2月から広がり始めただけであり、大事なのは感染病が広がり始めても学校活動、学習活動に支障が出ないシステムを作り出すのが大事です。

遠隔授業と分散登校ですね。

遠隔授業は今回は初めてのことだったので準備が大変だったと考えられます。ただ、小・中学校は分散登校を使ってミニ授業を教室でやることは可能だったはずです。
教室と先生は空いているわけですから1学年を4つに分けたり、6つに分けたりして授業はできます。それを動画で配信・公開すれば学習できたと考えます。

この時に授業は4年生でやっているけれど、動画のタイトルは「4年生の算数」ではなくて「分数の足し算」と授業の内容で動画タイトルを付けます。
分数でつまずいた5年生・6年生が復習に使える、後れを取り戻せる機会ができます。

また、3年生で算数が得意な子は先に進むことができます。

そして、先に進んだ子はどんどん先に進んでいいと考えています。「飛び級」ですね。

飛び級は得意な科目だけです。3年生は3年生だけど、算数だけは5年生の内容を勉強する。
先に進むときに先生役をやってみんなに説明出来たら先に進める、みたいにしたらおもしろいんじゃないかな~、と考えています。

これからは、普段の授業を動画として保管・管理・公開していれば、コロナと同じことが起きた時にすぐに対応できます。

遠隔授業をして、ライブ感、生徒の反応がわからないから説明のペースがつかみにくい、という問題を先生は感じていたのでやっぱり授業は必要のようですからね。
普段の授業で動画を取り、それを復習や遅れている子、先に進みたいこの教材に使う。というのがこれからの学習機会だと、私は考えます。

長くなったので、大学だけ9月入学にする論は次回、説明します。

毎日腕立て伏せ1回チャレンジ中(2019年07月08日スタート:317日継続中)
2020年05月27日(朝)
腕立て伏せ:15回 頭上げ腹筋:15回 背筋:15回 スクワット:15回

今日も読んでいただいて、ありがとうございます。

久山 薫でした

氷河期世代のバイブルです
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「ない仕事」を「ないブログ」に置き換えて読むとおもしろいです
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