久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

過去の自分と比べるのはNG!昨日の自分と比べて、少しずつ成長していることを実感しよう

うつ病で悩んでいると「自分は今のままでいいのか?」「こんな自分じゃ、再就職できない」「寝てばかりの自分なんて嫌だ」なんて、自己嫌悪になっていませんか?
その自己嫌悪は、うつ病のせいですよ。うつ病って何があってもネガティブな受け取り方をしてしまう病気なんです。
けれども、自己嫌悪に陥ってしまう気持ちは分かります。私も、自分を受け入れられない時がありました。自己嫌悪になって、ぐるぐる思考で不安になっていました。
「将来、このままで再就職できるのか」「こんなに眠るなんて、他に悪いところがあるんじゃないか」「また、うつうつとした自分になっている」
こんなことを考えていました。
けれども、一旦、うつ病になる前の自分を忘れて、今の自分と向き合うことにしました。過去は過去、今は今です。今の自分を受け入れて、新しい自分像を作っていくことにしました。
すると、自己嫌悪になることが少なくなり、今の自分でも少しずつ成長していること、回復していることを感じるようになりました。
みなさんもぜひ、今の自分を受け入れて、少しずつ回復していることを実感してください。

■まずは、うつ病を受け入れる

うつ病は特別な病気ではありません。働きすぎると、誰しもがなってしまう病気です。なので「うつ病になった自分が悪い」なんて考え方をするのをやめましょう。
うつ病を受け入れて、休む時期なのだと割り切ってしまいましょう。
「寝てばかりいる自分は怠け者だ」
と考えてしまったら、それは、まだ休むことが足りていません。しっかりと休んでください。
今の理想の姿は、活発に行動しているあなたではありません。しっかりと休養をしているあなたなのです。過去の自分と比べるのはやめましょう。

■できることと向き合う

うつ病は、体の倦怠感が尋常ではないほど感じる病気です。すぐに横になりたくなってしまいます。
そんな自分がイスに座ることができたら、大きな進歩です。イスに座ってご飯を食べられる、テレビを見ていられる、お風呂に入る。
これらのことができるだけでも、すごい進歩です。これらのことができた自分を褒めてください。
過去の元気だった頃の自分と比べて、自己嫌悪や不安にならないでください。
比べるのは、昨日の自分です。

うつ病は風邪と同じです

うつ病になる前の自分を本当の自分だと設定して、今の自分は「何もできないダメなヤツ」と考えていませんか?
気持ちは分かります。うつ病前の自分に早く戻りたいと願ってしまう気持ちも分かります。でも今は、うつ病療養中なのです。
風邪をひいたときに、仕事をしようとは思わないですよね。静養して早く治して、仕事に復帰しようと考えます。
うつ病は、静養する時間が長い病気だと捉えてください。横のなりたいときには、横になって睡眠を取りましょう。食欲があるときには、しっかり食事を取りましょう。調子の良いときには、ウォーキングをしてください。

■理想の自分を下げてみましょう

倦怠感があるし、頭は重いし、最悪ですよね。
ただ、その最悪って、いつの自分と比べているのでしょうか?
寝てばかりいる自分を「ダメなヤツ」だなんて思わないでください。
それよりも、昨日の自分と比べて良くなっている部分を見つけましょう。
家事が昨日よりできた。昨日より熟睡できた。シャワーを浴びれた。なんでもいいのです、昨日よりも良くなっている部分を見つけましょう。
調子が悪いのは、うつ病なのでしかたがないことです。
全部、うつ病のせいにしてください。うつ病が、あなたの調子を狂わしているのです。調子が悪いのは全部、うつ病が原因です。あなた自身は、なにひとつわるくありません。なので、自分を責めないでください。

■過去の自分と比べるのはNG!昨日の自分と比べて、少しずつ成長していることを実感しようまとめ

うつ病は、やっかいな病気です。油断していると、ついつい自己否定をしてしまいます。
ただ、自己否定はうつ病の影響で生まれている思考です。このネガティブな影響から脱出する方法が、うつ病前の自分と比べない、です。
うつ病前の自分と比べてしまうと、今の自分は何もできなくて情けない自分になってしまいます。病気中にも関わらず、情けない自分になってしまうんです。冷静になってみてください。風邪をひいてい寝込んでいる自分を情けないと思いますか?まずは、療養をしっかりして早く元気になることを考えますよね。うつ病も同じです。風邪よりも療養期間が長いだけです。
うつ病を受け入れて、しっかりと服薬を守り、睡眠をとって、少しでもいいのでご飯を食べましょう。
そして、昨日よりできたことに意識を向けましょう。
シャワーを浴びれた、ご飯をより多く食べられた、熟睡できた、起きている時間が長くなった。なんでもいいので、昨日よりできたことに意識を向けてください。
うつ病は時間のかかる病気です。焦らずに、向き合っていきましょう。