久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

心の健康を守るために:うつ病の基礎知識

うつ病は、自分の気持ちと体が切り離されてしまう感覚に襲われる病気です。会社に行かなくちゃ、という気持ちはあるものの、体が動かなくなってしまいます。本当に動かないから、不思議なんです。
原因は、未だに解明されていませんが、脳内の働きが弱くなってしまい、体に影響を及ぼしています。
体に出る症状としては、不眠、倦怠感、頭痛、耳鳴り、動悸などがあります。精神面にでる症状としては、やる気の減退、幻聴、幻覚などがあります。
うつ病は、対処しないとどんどん深刻化してしまい、回復するのに倍の時間がかかります。
自分や周りの人で、当てはまるような症状があれば、医療機関に相談してください

うつ病は甘えや弱さではありません

周囲の人が普通に働いているのに、自分だけがうつ病になってしまう。なんて自分が弱い人間なんだ。こう考えてしまうのが、うつ病の特徴です。
私もうつの症状が出始めた頃、他の人達が平気で働いているのに、ダルい、疲れている、こんなことを言っていたら、甘えだ!! なんて考えていて、無理して働いていました。

うつ病は沈んた気持ちが長期的に続いている状態

誰しもが、心の調子がいいとき、悪い時があります。悪いときの例としては、失敗を報告する前日、かわいがっていたペットが亡くなってしまったとき、怒られた後など、気分は沈みます。けれども、健康は人の場合は、ミスを報告し終わったり、ペットが亡くなってから長時間経ったりすれば、自然と心は回復してくれます。
うつ病は、回復しないのです。この不安と悲しみが長期間心のなかに根付いてしまっている状態です。うつ病の人が元気が出ない理由が、ここにあります。

うつ病の原因は不明

うつ病のきっかけは不明です。ただ、感情は脳内のホルモンバランスで作られていると言われています。うつ病も感情が関係している病気なので、脳内のホルモンバランスが崩れて発症していると考えられています。
私達の感情は、脳内のホルモンバランスでコントロールされています。セロトニンは、幸福感や高揚感。ドーパミンは、集中力や意欲。ノルアドレナリンは、覚醒や活動性を司っています。
鬱病患者の脳内では、セロトニンドーパミンノルアドレナリンの分泌量のバランスが崩れている傾向があります。
その結果、主な症状として、やる気の低下、集中力の低下、睡眠障害、食欲不振、罪悪感、孤独感などが発症します。

■心の健康を守るために:うつ病の基礎知識のまとめ

うつ病は、脳内のホルモンバランスが崩れて発症してしまう病気です。決して、弱いからでもなく、あなたに原因がある病気ではありません。
症状として、やる気の低下、集中力の低下、睡眠障害、食欲不振、罪悪感、不安感、イライラが発症します。これらが表に出てきた場合は、あなたに問題があるわけではありません。脳内のホルモンバランスが崩れている結果です。これらの症状は日常生活に支障をきたす場合があります。
うつ病は、適切な治療によって改善することが可能です。しかし、多くの人が、うつ病であることを受け入れられず、一人で抱え込んでしまうことがあります。うつ病は、決して恥ずべきことではありません。誰にでも起こり得る病気であり、適切な治療を受けることが大切です。
私も心療内科へ行って、薬を飲むようになったら、症状が軽くなりました。一人で悩まず、医療機関を受診することが大切です。医師やカウンセラーなどの専門家は、あなたの症状に合わせた治療法を提案してくれます。"