久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

大きい仕事につぶされてしまう人、大きな仕事を動かせる人

2023年02月19日

大きな仕事は気が重くなりますよね。
時間がかかるな~~、って考えてしまい、ついつい後回しにしてしまいますよね。
苦手だったり、失敗できないプレッシャーがあります。優先順位が高いとは分かっていても気乗りしないですよね。

大きい仕事から手をつけようとするから、動き出せないんです。まずは、小さいモノから手をつけて、自分に勢いをつけましょう。勢いがつけば、大きい仕事でも勢いで始められることができます。

小さいモノはなんでもかまいません。
◆ コーヒーを用意する
◆ メールをチェックする
◆ 机を整える
◆ 椅子の上で伸びをする
◆ 観葉植物に水をやる
◆ ToDo リストを書き出す
など、簡単に終わるものを 2~3 個こなしてください。それから、大きい仕事を始めるんです。

仕事と関係ないモノでもいいですよ。「さぁ、これからやるぞ!」の、さぁ の部分を動作で自分にスイッチを入れる感覚です。
スポーツの準備運動、出勤前の着替えのようなものです。
出勤前の着替えって不思議ですよね。着替え終わると「しかたない、、、仕事へ行くか。。。」って、いやいやでも仕事をする気になりますからね。

始められない人、先延ばしをしてしまう人は、いきなり大きな仕事から始めようとしてしまいます。助走ができていないので、仕事の大きさにつぶされてしまいます。もしくは、始められても、仕事がなかなか進まない状態になってしまいます。

私の場合だとブログの記事をいきなり書こうとしても、画面が真っ白なままで時間だけが過ぎてしまいます。
けれども、本を 1時間ぐらい読んでからだと、スムーズに記事を書くことができます。
記事を書く、というプレッシャーのかかる大きな仕事の前に、本を読むという準備作業をすることによって、勢いがついているんですね。

小さなモノ、準備作業は、気が乗らないとき、やる気が出ないときの対処法にもなります。
体と脳を動かしている内に自然とやる気が上がってきます。心理学でいう、作業興奮というやつです。いろんな場面で使える小さな作業、準備作業をぜひ取り入れてみてください。

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休めない人は、スケジュール表に「休む」と書こう

2023年02月18日

スケジュール帳には、どんな項目が書かれていますか? 仕事の案件だけが並んでいませんか? そして、休みの日は真っ白、もしくは家族との予定しか書かれていない。そんな人が多いのではないでしょうか?
自分の予定もしっかりとスケジュール表に書きましょう! 一人になる時間、休みの時間をしっかりとスケジュール帳に書き込みましょう。そうしないと、持ち帰り仕事などで休みの日に仕事がどんどん侵食してきます。

休めない人は、時間が余ったら休もう、と考えています。これが、休めない原因なんです。
時間とお金って似ているところがあります。貯金ができない人は、お金が余ったら貯金しようと考えています。確実に貯金するなら、先取りで貯金に回すのが確実ですよね。
時間も同じで、時間が余ったら休もうは、休めない考え方なんです。仕事が溜まりだすと、休みの日に持ち帰ってやれば間に合う。なんて、考えてしまい休みの日に仕事をしてしまうことになってしまいます。
時間は、あればあるだけ使うように私たちはできているんです。心理学でパーキンソンの法則と言われています。
なので、休みも貯金と同じように、先取りしてスケジュール帳に書き込んでおきます。
そして、休みの日には仕事をしない! と決めておきます。

けれども、平日だけでは終わらない仕事量がある。こんな方もいらっしゃるのは分かります。ブラック。グレーな会社で働いていると、そうなってしまいますよね。
私もグレーな会社で働いているので、分かります。持ち帰って家で仕事をしています。
ブラック、グレーな会社、相性の悪い会社で働いている人は、転職活動を視野に入れてください。

平日だけでお仕事が終わらない方は、せめて時間を配分して休みを確保してください。
休日の 2時間しか仕事をしない。
休日の午前中だけしか仕事をしない。
と決めて、あとは休んでください。

休みは必要です。しっかりと確保してください。休まないとうつ病になってしまいますよ。私はなりました。。。
うつ病になったら、なかなか治らないですよ。診断を受けて一年以上経過していますが、まだ薬なしでは普通に暮らすことはできません。

休む時間がないと悩んでいる方、まずは自分の休みをスケジュール帳に書き込んでください。
この日は休むって、書き込むことで意識が「休みまでに仕事を終わらよう」に切り替わります。
休みの日に、仕事を持ち帰る生活を終わりにしてください。

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集中力は環境から生まれる

2023年02月12日

会社だと集中して仕事できるけれど、リモートワークだとついついだらけてしまう。
カフェだと集中して勉強できるけれど、家だとついついだらけてしまう。
こういう話はよくあります。
私たちは場所の影響を受けやすいです。上で挙げた例の場合、家はくつろぐ場所という認識があるのと、家がくつろげる環境になっているのが原因だと考えられます。
そりゃ、そうですよね。家ってくつろぐ場所ですからね。気持ちは分かります。

それでも、リモートワークでも集中して仕事をこなす人はいます。家でもしっかりと勉強する人もいます。
この違いは、なんで生まれるのでしょうか?

意志の違い!? 根性の違い!? でしょうか。

実は意志でも根性でもなく、環境の違いです。

家でリモートワークや勉強ができる人は、家の一角に集中しやすいスペースを作っているのです。

例えばの図ですが、机の向きを工夫してテレビやベッドなどのくつろぐことをイメージできるものを視界に入らないようにしているのです。
このような配置にしていると誘惑自体が発生しにくいので、集中しやすいのです。
私たちは、ラクな方へ流されやすい傾向があります。これは、誰でもです。脳がラクをしたいからです。なので、視界の中にくつろげるものが入ってくると、くつろぎたい気分になってしまい、ラクな方へ流されてしまいます。

会社やカフェが集中しやすいのは「くつろぐものがない」「他人の視線」の 2つがあり誘惑が極めて少ない環境だからです。

家でも「くつろぐものがない」「他人の視線」の 2つを作りだせばいいのです。
「くつろぐものがない」は、部屋の配置を変えることで対処できました。
問題はもうひとつの「他人の視線」をどうやって作ればいいのか? です。

机に鏡を置いて、自分を写るようにしてください。これで対策できます。
鏡の自分の視線が、他人の視線の役割になってくれるのです。
これで、あとは小さな音楽、カフェなどで流れているような BGM を音量を小さくして流せば、集中できる環境が整います。

こうやって環境を整えることによって、誘惑を減らすことによって集中できるようになります。
誘惑はたたかっても勝てません。環境を整えて、誘惑を減らしてください。

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とにかく行動してから考える

2023年02月11日

まずは動いて行動してか、結果を得てから考える。
これが「すぐやる人」の考え方です。

動けない人は、失敗しない方法を考えて考えて考えて、見つけたら動き出します。
失敗しない方法が見つかればいいのですが、見つからない場合は行動をしないのです。

動ける人、動けない人の差はここにあります。

「すぐやる人」は、行動をして、失敗をして、原因を分析して、改善した行動をしてを繰り返します。
ここで勘違いしてほしくないのは、考えないしに行動しよう!!と言っているわけではありません。考えることも重要です。ただ、考えるよりも行動の方が優先順位が高いだけなんです。

PDCA という言葉がありますね。
P:Plan 計画
D:Do 行動
C:Check 測定・見返し
A:Action 改善行動
このサイクルで回せば物事がうまく進む。というサイクルです。
P が最初になっているから、みなさん先に考えてしまうんですよね。気持ちは分かります。
けれども、まず D を最初にしてみましょう。
DCAP の順番で回すんです。

いきなり Do 行動から始めたら、失敗したらどうするんだよ。
その気持ちは分かります。だから、小さく動いてみるんです。試しに動いたらどうなるんだろう? という感覚です。
小さく試しに動いているので、小さな失敗しかしません。

小さい行動、小さい結果。これをきちんと測定して、見返して、大きな改善行動 Action につなげるんです。
Action したら、さらなる結果が生まれます。この結果をもとに、目的を付け加えて Plan 計画を作るんです。
サントリーの「やってみなはれ精神」に近いですね。まずは、やってみよう!! です。

何もないところからは Plan は生まれません。考えてばかりでは、行動できなくなってしまいます。
まずは、小さな行動 Do 、小さな失敗も含めた結果が重要なんです。
考えながら走る。という感覚に近いですね。

行動できない人は PDCA を改めて、DCAP のサイクルを意識して、とにかく行動してみましょう。

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失敗は当たり前、成功は失敗と行動の先にある

2023年02月05日

私たちは失敗を恐れています。学校教育や会社の風土の影響でしょうね。

行動の先に成功と失敗の 2つの結果があるわけではなく
成功は、失敗と行動の先にあるものものです

失敗は恐れているだけで、失敗したくないと考えているわけではありません。
失敗することで向けられる、周囲の視線・評価の変化が怖いだけなんですよね。
使えないヤツ、なんて烙印押されたくないでからね。

周囲からの視線を怖がっているものの、私たちは失敗してもチャレンジを続ける人をカッコイイと感じています。
物語の主人公、マンガの主人公は、失敗しても、負けても、チャレンジし続けている姿が描かれています。人気のあるモノほど、この傾向が強いですよね。
私たちは、物語、マンガで、成功は失敗の先にあるものとしっかり学んでいます。

けれども、学校教育で 100点を取ることを目指したり、会社の風土で失敗は評価が下がったり、このような環境で失敗を恐れるメンタルが作られてしまいました。
そして、大人になりチャレンジしなくなってしまいました。

失敗を恐れなくなるには、他の人の失敗を受け入れましょう。他の人の失敗を 笑わない・うわさ話の種にしない・評価の種にしない。このように向き合ってみましょう。
そして、失敗は当たり前のもので、挑戦している証拠と考えるようにしましょう。
挑戦しているからこそ、失敗をしているわけですからね。

プロのスポーツ選手だって、勝つこともあれば負けることもあるのです。全試合全勝で優勝するチームはほとんどありません。

失敗することを恐れてしまい、チャレンジのない時間を過ごすのか
失敗することを受け入れて、チャレンジする時間を過ごすのか
ワクワクできる時間が過ごせるのはどちらかは、あなたが決めてください。

成功は失敗の先にしかありません。成功と失敗の結果が分かれるわけではありません。
失敗を恐れないでください。他の人の失敗、自分の失敗を受け入れましょう。そして、諦めずに行動をしていきましょう。チャレンジを続ける先に成功はあります。

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