辞めてしまう新入社員は悪くない、活躍の場を与えられない、きちんと育てられない方が悪い。だって、採用する・しないを選んでいるのは会社側だからです。
毎年、新入社員を〇〇型というニュースがあります。好きだな~、勝手にひとくくりにしてきめちゃうの、と見ちゃいます。世代的、時代的な性格、考え方はあると思います。不景気の時代に育った、景気のいい時に育った、それによって考え方はたしかに変わります。でも、やっぱり、きちんと個人個人を見て会話をしてコミュニケーションをとることが大事。
会社に入るときに面接を乗り越えているのだから、新入社員は優秀な人です。ただ、職場、現場の人との相性の問題はあると思います。上司と性格が合わない、先輩と考えが合わない、指導役と会話があわない、などなど。先に会社に入っているのだから、新人が緊張していたり、不安になっていたりする気持ちを忘れてしまっているのでしょう。
新人教育が上手くいっている会社は、2年目・3年目の社員に新人さんを付けるようです。新人だった頃をしっかり覚えているので、辞めていく人は少ないそうです。
新人さんが辞めると、辞めていく新人が悪い。という話の流れになりますが、個人でも稼げる時代です。辞める人が悪いのではなくて、人を育てられなかった会社に問題があった、育てるシステムがなかった、面接の段階で相性を見極められなかった、などなど採用を決める側に問題があったと置き換えられない会社は、ずぅ~~と人材不足問題に悩み続けることになりますよ。