ついにひとつの企業から、終身雇用限界宣言が出されました。以前も経団連の中西会長も言っていました。
終身雇用が無理なのか？年功序列が無理なのか？ここが知りたい。ニュース記事も短いし動画も短いので何とも言えない。そもそも、この豊田さんのお給料はいくらなのか？気になることはたくさんあります。
25日に開示された有価証券報告書によると、豊田氏の基本報酬は9900万円、賞与は２億8000万円だった。豊田氏の役員報酬が１億円を超えて初めて公開された７年前との比較で約2.8倍となった。創業家出身の豊田氏はトヨタ株を約475万株保有しており、約10億円の配当金も受け取ることになる。取締役12人の報酬総額は19億1700万円で前年から取締役の人数は変わっていないにもかかわらず14％増えた。
だそうです。ん～～～。この金額聞いたら、下で働いている一般社員のモチベーションは上がらないよ。。。一桁減ったって、十分に暮らせるお給料なんだから、終身雇用を諦める前に企業として、社長としてやれることはありそうだ！
終身雇用はいたしません。と宣誓する会社がいたとして、その会社に入りたい若者はいるだろうか？いまだに大企業人気の就活生、それって、終身雇用が前提で活動しているからでしょ。そんな中、終身雇用しませんとなれば終身雇用以上の魅力的なものが必要だ。もれなく株をプレゼント！企業価値を自分たちで上げて配当金を手に入れましょう。とかね。
それに、新人が電話を取り、来客の対応をしたり、雑用をしなければいけない風土もある。これって、毎年新入社員が入ってくるから1年で我慢できるけれど、2年、3年と続いていくと嫌になる。この会社、続ける意味ないね。となり噂が広まり入社する人がいなくなるかもしれない。
これらの問題があるので、終身雇用を止める場合、日本の大企業がいっせ～の～せっ、で同じスタートラインでやらないと無理。ウチだけが終身を止めたら、人材確保が難しいです。と人事部からの声がありそう。
労働者側は、私も含めた30代・40代が一番この問題に該当しそう。
20代の人は今から準備すれば、何とかなるかもしれない。学校が稼ぎ方を教えてくれなくても、ネットや本で稼ぎ方を教えてくれる。
30代・40代で住宅ローンを30年とかで組んでいたり、結婚して子供がいたりして、会社の給料を当てにしていると10年後に問題が起こるかもしれない。
10年先は闇
こう自分に言い聞かせて準備を進めないといけないですね。
まずは、自分の生活費、生きていくためのランニングコストがどれぐらいかかるのかを確認。住居費、通信費、年金などですね。ライフプランニングをしっかり考えていく必要があります。物質的な豊かな暮らしをしたいのか？家族そろって楽しくそこそこの食事で気持ちが豊かになる暮らしをしたいのか？もしくは物質的にも気持ち的にも豊かに暮らすのか？自分で考えて決める必要です。決めてしまえば、行動できますからね。
終身雇用限界のニュースで改めて、自分の生活を考えるきっかけになりました。
