久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

キャッシュレスサービスの落とし穴

7Payでの不正利用事件。セキュリティ問題があらわになりました。7Payは、セブン側も焦りすぎてサービスを開始して穴があった、という部分もあります。

政府は2027年までに40%という数字を挙げています。

40%ということは、60%は現金での決済が残るということ。
売店側はメリットないじゃん。現金レジを残しておかなければいけないんだから、つり銭の用意、レジ点検計算、レジ締め計算、売上金の現金での保管などの業務は残る。

う~~ん、やっぱりメリットない。ただ手間が増えるだけ。
売店側は、キャッシュレスにメリットを感じているかアンケートがあれば、見てみたいですね。

キャッシュレスサービスに落とし穴があると考えたのは、小売店側の話ではなくて、使う我々の方です。

盲目の人がキャッシュレスサービスを使えるのか?疑問になりました。

現金には1万円、5千円、千円、それぞれ手で触ると区別できる印があります。盲目の方は、これでつり銭が間違っていないか、自分がいくら出したかが分かるシステムになっています。

でも、キャッシュレスだと事情は変わってきます。お店側の人が金額の入力をして目で金額を確認して暗証番号を入力する。最近ではレジ直結型でカードを渡せばそのまま処理してくれるものもありますが、一応控えで金額の確認をします。

そうです!この金額を確認する作業が盲目の方には出来ず、安心して使う環境になっていません。

盲目の人なんて少数でしょ!?

という声も聞こえそうですが、盲目の人でも安心して使えるシステムは、目が見える人でも安心して使えるサービスと言えます。

日本人なら性善説で金額を多く入力する人は少ないと思います。でも、海外まで考えると確認ができた方がいいですよね。

入力した金額がデコボコの数字でなぞると金額が分かり、決済が終わったら残額の金額が分かるとか。
音声で金額の確認ができるとか。
方法はあると思います。

盲目の人でも安心して使えるキャッシュレスサービスがあれば、その点を改善、アピールできれば、そういうことまで考えている会社のサービスなら広まって欲しいから使おう!!、という人が増えるかもしれません。

キャッシュレスサービスを考えている企業さん、利用者の想定を広げてください。

毎日腕立て伏せ1回チャレンジ中
2019年07月16日(夜) 腕立て伏せ 10回 足上げ腹筋 5回

今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
久山 薫でした。