2020年04月11日
保険は安心料、何かが起きて困った時にたよりになる存在です。
例えて言うなら、がん保険。
「がんです」と診断されたら、契約者に振り込みがあります。
こんなイメージが名前と広告からあります。
でも、ちょっと違います。
保険会社によって条件は違いますが、手術が必要だったり7日間以上の入院が必要だったりします。
しかも、この条件の部分が読みにくい。
しかも、これ日本語ですか?って感じるぐらい理解するのに時間がかかります。
月々1万円ぐらい支払うものなのに、イメージと違う。
契約する側が気を付けないと話しが違うじゃないか!となります。
今回、この振り込み条件が分かりやすかったのが、イベントなどにかけられていた保険です。
2020年1~3月に新型コロナ対策のために、たくさんのイベントが中止になりました。
イベントが中止になるとチケットの払い戻し、準備スタッフのお給料、演者のギャラ、場所代・・・などのお金が動きます。
チケットの売り上げで他の支払いをするのに、チケットの売り上げを戻さないといけない。イベント会社には現金はありません。
ここで、何かが起こった時に頼りになる保険の出番!!のはずですが、振り込み条件にはウィルス・菌による振り込み条件は書いていないので保険金の振り込みはありませんでした。
困ったときの保険なのにぃぃぃ
チケットの払い戻しだったり、準備スタッフのお給料、演者のギャラ、場所代・・・優先順位が高い順に払っていくのでしょうけど、チケットの払い戻しも厳しそうですね。。。
イベントの保険会社は、契約者からの支払いを受け取りつつ、振り込みをしない状態ですね。
契約者の支払いが利益になるパターンです。
ビジネス的に考えてみるとウィルスが契約書に書いてなかった理由は
- ウィルス拡大被害を想定していなかった
- 日本全国で同時多発的にイベントが中止になる可能性があるから振り込みしきれない
以上の2つが考えられます。
台風や地震などは契約書に保障すると書いてあります。
台風も地震も一部地域での被害は大きいけれど、全国的ではありません。中止になるイベントの数も予測できます。
台風はもともと来ない地域もあります。
予測できないものは、保証しない。だから振り込まない。ということなのでしょう。。。
久山個人の考えですが、こういう時に少額でも支払うのと支払わないのでは、今後の会社の運営や保険のイメージにつながります。
困ったとき、万が一が起きた時に、安心料として月々支払うのに、その時が来たら
「契約書に書いていないので、振り込みはいたしません」
こんなこと言われたら、保険って意味ないじゃん!自分の保険も見直そう。と考える人はたくさん出てきます。
イベントの保険会社は目の前の現金を優先して、消費者の信頼を失ったな~、と考えています。
保険会社にとって信頼が一番大事な資産なのに。。。
ここで、冷静に考えると
保険会社は、振り込みの条件、ルールを決めることができます。
契約者が困っている、万が一が発生した場合では振り込みがないのです。
契約者の都合では振り込みはないのです。
保険は相手のルールで決まるものに月々お金を支払っているのです。ついつい支払金額ばかりに目が行ってしまいますが、条件の方が大事です。
国や行政が管理している保険は仕方がないとしても、民間保険会社のルールはきちんと確認した方がいいですよ。
あなたの貴重なお金です。
生命保険、医療保険、がん保険に契約している人は、確認してください。
毎日腕立て伏せ1回チャレンジ中(2019年07月08日スタート:271日継続中)
2020年04月11日(朝)
腕立て伏せ 15回 足上げ腹筋 15回 頭上げ腹筋 15回 背筋 15回
今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
久山 薫でした
「ない仕事」を「ないブログ」に置き換えて読むとおもしろいです
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