久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

勝てる市場で勝負しよう!

最近では当たり前になった、マーケティング。本来の意味は、商品作りから実売までの売れる仕組み作りの考え方です。今では、市場感覚、マーケット感覚という言葉に置き換えられています。勝てる市場で勝負する、という言い方をするようになり今では正しい努力とも言われています。

この考え方はここ最近できたもので、私が就職活動をするときには、ありませんでした。就職が狭き門になっているにもかかわらず、安定を求めて大企業、人気企業に人が集まり、就職できない人がたくさん出ました。

有名大学を出た人から、普通の大学を出た人、ちょっと変わった経験をした人が大手に集まれば、有名大学を出た人が就職できて、他の人はあふれてしまう。今考えれば当たり前のことを当時は、なぜ落とされるんだろう?こんなに応募してるのに。ということを考えていました。

でも、今は違います。マーケティングに関しては素人ですが、勝てる市場で勝負する。この感覚は分かるようになりました。

40歳を超えて就職先を探すのは、かなり厳しい戦いです。転職活動をしていますが、半年で70社応募して面接まで進んだのが5社です。二次面接まで進んだのは1社でした。たしかに、労働力が欲しい企業では、40代より30代、30代より20代の方が欲しい戦力になります。この他の年代を戦うのは勝ち目はありません。
20代、30代が応募しない業界、職種で戦うのが戦術となりそうです。

不動産業界、ドライバー業界は40代でも募集は多かったです。狙い目は、タクシー業界。高齢ドライバー問題があり、免許返納者が増えました。そうなるとタクシーの呼び出しが増えます。自動運転システムが将来ドライバーの仕事を奪うといったところで、今すぐに自動運転に切り替わるわけではありません。タクシーの需要は増えると考えています。また、ドライバーって不思議と若すぎてもベテラン過ぎても安心感が持てなくて、40~50代のドライバーが一番安心できます。この点でも20代30代と勝負しても勝てる見込みがあります。

40代で就職を考えている人は、20代30代にはないストロングポイントを見つけて勝負してください。