久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

会社との信頼関係を作りたい

転職活動をしているといろんな会社があると実感します。毎日メールをチェックするだけでも時間がかかります。募集要項をみていると残業ありきで応募が出ています。営業だと仕方がないのかな~、と諦めてしまいます。
月に30~40時間の残業あり、給与に見込み残業代込み。このフレーズよく見ます。冷静に考えると月に20日の稼働日だと1.5~2時間の残業です。18時までの終業時間だと19:30~20:00まで働くことに。
ん~~~、これって、やっぱり健全じゃないですよね!?私は、イヤです。8時間労働+1.5時間。会社が家の近くにないと嫌になっちゃいます。

こういうわがままを言っているから決まらないのでしょうね。

会社は働きたい人の能力ばかり見ます。その人がどのくらい稼ぎたいのか、仕事を中心にしたいのか、私生活を中心にしたいのか、そこを見てくれません。私が今いる会社はこの部分を全然見てくれません。面接に行った会社でも質問されませんでした。働いている社員、働きたいと言っている人が、どのライフステージにいるのかを確認するのは雇う側には大きな問題だと思います。
お金が必要なのか?時間が必要なのか?2つのバランスを働く人がどう考えているのかを確認してほしいです。
私は生活費が手元にあればいいのです。子供もいないので月に手取りで20万ぐらいあれば十分です。足りない部分、余裕が欲しい部分は、自分で稼ぎます。
人によっては、子どもが生まれたから家族を優先したい、子育てが落ち着いたから稼ぎたいから仕事優先します、同じ人でもライフステージによって仕事との関わり方は変わってきます。
こういうことをいちいち聞いていたら仕事が回らないよ、会社は言い出しそうです。けれども、「自分のわがままを聞いてくれたから、この会社で働き続けたい」「この会社のために頑張ろう」と思うのが人間です。少なくとも私は頑張ろうと考えます。

 会社と労働者は、時間とお金のコミュニケーションをとってお互い納得できる環境を作りが出来れば、信頼関係ができます。『働き方改革』で残業がどうのこうの、有給休暇がどうのこうのと騒ぐのではなく、『働き方改革』で信頼できる会社と信頼できる社員の相乗効果で生産性が上がるのがいいですね。