久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

体を癒せば心が満たされる!心と体の繋がりを実感する方法

「悲しいから泣くのではなくて、泣くから悲しくなる」というのは、ジェームズ=ランゲ説で行動と感情の関係を説明してくれています。今は、賛否両論言われていますが、行動が先かやる気が先か?という場合では「行動するからやる気が出る」という方が説得力が増しています。
心と体はつながっていると考えた方が、シンプルで分かりやすいです。私は「体を癒せば心が満たされる」というのを実践してきました。心を満たすのは、何をすればいいのかよく分かりません。けれども、体を癒す方法は、ゆっくり過ごす、お風呂に浸かる、マッサージを受ける、美味しいものを食べる、お酒を飲むなど、いろんな行動を考えられます。
私が体験した体を癒やして心を満たしてきた方法を紹介します。

■ウォーキング

1回 30分のウォーキングを実践してきました。もともと体を動かすのが好きな方だったから、体を動かすのが癒やしにつながるのかもしれません。片道 15分歩いていると、だんだん気持ちが良くなってきます。
もちろん、歩き始めは「面倒だな・・・」「歩くの遠いな・・・」「やっぱ、やらなきゃよかった・・・」というネガティブな気持ちがあります。
不思議なことに歩いていると体動きに意識が集中して、歩き始めにあったネガティブな気持ちはいつの間にか感じないほどに小さくなっています。ちょっとした運動なので、爽快感もあります。目的地に着いたときには、達成感もあります。
今は、歩数でポイントを貰えるサービスがあります。歩くことでゲームができるのもありますよね。アプリを上手に使って、歩くことを楽しんでください。

■お風呂に浸かる

入浴は、気持ちもゆったりするので心への効果も分かりやすいですね。少し低めの温度で入浴剤を入れての入浴は体の凝りも解消できます。湯上がりのアイスは最高ですね。

■ストレッチ

マッサージを書きたかったのですが、マッサージはお金がかかり、行ったことがないのでストレッチをしています。特に肩周りを重点的にほぐすようにストレッチを行っています。
痛気持ちいい感覚が、凝った場所に効いている感覚が好きです。深呼吸をして、筋肉の伸びを意識してゆっくりとストレッチをしていきます。
ストレッチは、ゆっくりと体を動かすことで、副交感神経が優位になり、心が落ち着きます。
肩の凝りと同じように心の凝りもほぐせるんじゃないかと入念にストレッチをしています。

■音楽を聞く

今はCDがなくても音楽が聞けるので、ぜひリラックスに使ってください。一番いいのは、あなたの好きな曲です。
リラックスするには、クラシックがいいとかジャズがいいとか、専門的な話は置いておきます。やっぱり、好きな曲を聞くのがリラックスできますよね。このリラックス感覚は、脳内でコルチゾールというホルモンの分泌が抑制されているからなんです。心にも音楽がいいということが証明されています。
また、音楽と運動も相性がいいです。コルチゾールの抑制と有酸素運動によるエンドルフィンの効果で高揚感、達成感を味わうことができます。

■好きなだけ眠る

休養に大事なのは、睡眠ですね。休みの前日は夜更かしをしないで、アラームを設定しないですんなり眠りましょう。そして、好きな時間に起きましょう。たまには遅く起きる朝も必要です。自然に目覚める朝の爽快感は、今日も頑張るぞ!!という活力につながります。本当なら平日の朝にアラーム設定しないで自然に目覚めたいですが、お仕事があるので実行は難しいですよね。せめて休日の朝に自然な目覚めを楽しみましょう。
睡眠は、うつ病の回復にも重要な意味があります。主治医からは毎回「眠れていますか?」と確認されるぐらいです。心にも密接に関係ある睡眠を休日ぐらいは、自然な目覚めで味わい、心身をリフレッシュしましょう。

■ 体を癒せば心が満たされる!心と体の繋がりを実感する方法まとめ

心を満たすのは難しいので、体を癒やすことで心にも効果があるものを紹介してきました。ここで紹介したものは一例です。自分なりにリラックスできる方法を見つけて、実践して試してみてください。
人は、心と体の両輪で動いています。心の状態が 5、身体の状態が 7 の場合、パフォーマンスは 5までしか発揮できません。このぐらい、心と体は関係しているのです。
体が疲れていたら、心も疲れています。ぜひ、セルフケアをして、充実した毎日にしてください。