久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

頭の中がパンパンになっていると行動できない。

2023年01月22日

サクッと行動できる人は、頭の中を空っぽにしています。
何も考えていないわけでは、ないですよ。
頭の中に浮かんでくるものを一旦外に出して、空っぽにするということです。

頭の中にいろんなものを残していしまうと、マルチタスク状態になってしまいます。
目の前でやっていることの他に、頭の中で気になることがグルグルと回っている状態です。

パソコンで言うと複数のアプリを起動しながら作業している状態です。

こうやって、パソコンを使っていると動作が鈍くなってしまいますよね。

私たちの頭も同じような構造になっています。

頭の中を空っぽにするには、メモ用紙とペンを使って、気になっていることを一気に書き出します。
・お腹空いた
・焼肉が食べたい
・精算書作らなきゃ
・日報作らなきゃ
・旅行行きたいな
など、仕事に関係していること、関係していないこと、全て外に出します。

外に出したら、頭の中がスッキリします。

そのスッキリした状態で、紙に書き出した項目を俯瞰します。
締め切りのあるもの、緊急性が高いモノ、重要なもの、重要でないものを整理していきます。

この作業は人によってかかる時間は違います。
時間がかかるなら、気になっているものからやり始めたほうが早いんじゃない!?
という考えも分かります。
昔の私も同じでした。

紙に書き出して、優先順位を決めると
まずは、精算書を終わらせる。その後、日報を終わらせよう。日報が終わったら、仕事をがんばったからおやつタイムにしよう。
とひとつずつ終わらせることに考え方が切り替わります。

紙に書き出す前は、
精算書をやりつつ、この後にも日報をやらなきゃいけないんだよな~~。。。面倒くさいな。。。と精算書の作業をやりつつ、頭の中は日報のことが気になっている状態でした。
これでは、集中して作業できないですよね。

そして、頭の中がいっぱいでぐちゃぐちゃになっていると、何から手をつければいいのかわからない。だから、始められない。そんなことありませんか? あとは、やることいっぱいあるから、それだけで面倒になってくる状態もありますよね。

頭の中にあるものを一旦外に出す習慣を始めてみてください。
慣れないうちは、逆に面倒に感じてしまうかもしれません。けれども、目の前にある作業に集中できる質は、確実に変わります。そして、作業をサクッと終わらせることができます。

ちなみに、紙は A4サイズのコピー用紙で十分です。ホームセンターや Amazon で安く買えます。ただ、ペンは好きなものを自分なりに書きやすくてお気に入りのものを使ってください。私は、ぺんてるのサインペンを使っています。
気に入った道具を使うのも、作業が楽しくなるコツです。

ぜひ、頭の中のものを紙に書き出すことをしてください。

 

 

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