久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

睡眠時間は、どのくらい必要なのか?

2023年01月09日

睡眠不足だと、代謝は落ちるし、血管の状態は悪くなるし、糖尿病になりやすいし、免疫力が落ちるし、集中力はなくなるし、日中に眠くなるし、でデメリットが多いです。
十分な睡眠時間を確保することで、これらの問題は解決することができます。

そこで、問題になるのが睡眠の量のですよね。
結局、何時間睡眠がいいのか? です。

結論は、8時間を確保してください。
8時間確保すれば、睡眠不足になる可能性は、なくなります。

ちなみに、9時間、10時間と長時間眠ってもいいのか? 問題は、ありますよね。
こちらも、結論を言えば、8時間睡眠と結果は変わらない、です。

つまり、9時間、10時間、睡眠を確保しても時間効率から考えると、健康効果は少ない、ということができます。

睡眠時間の必要数は、分かりました。
ここで、ひとつ問題があります。
「睡眠のための時間」と「実際の睡眠時間」の違いに気を付けてください。
私たちが、普段言っている睡眠時間は「睡眠のための時間」です。

睡眠には、ベッド、布団に入ってから、眠りに落ちるまでにかかる時間があります。
しかも、脳波計での睡眠は深い睡眠を指すので、寝始めの時間は 1時間ぐらいかかります。

22時に寝て、6時に起きた。と言っても、8時間睡眠にはならずに、7時間が実際の睡眠時間となります。

つまり、実際の睡眠時間を 8時間にしたい場合は、9時間の「睡眠のための時間」が必要になってきます。

ハードワークのスポーツ選手が、10時間の睡眠枠を確保しているのは、きちんと 8時間の睡眠時間を確保するのに必要だったわけです。

私たち、一般人が 8時間の「実際の睡眠時間」を確保するのは、難しいですよね。
なので「睡眠のための時間」を 8時間しっかり確保して、7時間の「実際の睡眠時間」を確保するのが、現実的ですね。
そこから、徐々に「睡眠のための時間」を確保していく時間を増やすのが理想的ですね。
もちろん、入眠までの時間を短くする工夫をしていく方法もあります。
・お風呂に入る
・寝る 2時間前に食事を終わらせる
スマホ・PC は、寝る、1時間前に終わらせる
などの工夫はできますね。

睡眠時間はどのくらい必要なのか?
この結論は 8時間です。
ただし「睡眠のための時間」と「実際の睡眠時間」の違いに気を付けてください。
普段、意識できているのは「睡眠のための時間」です。この時間から、1時間引いた時間が「実際の睡眠時間」になります。
この違いに気を付けて、睡眠時間の再設計をしてください。

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