久山 薫/うつ病からの回復

【私にもできた】うつ病 克服の記録

睡眠負債を解決する たった 1 つの方法

2022年12月31日

とにかく、8時間の睡眠枠を確保して、しっかりと眠ることです。

慢性的な睡眠不足こと睡眠負債は、脳の健康、体の健康にとってなにもいいことはありません。
私たちは、16時間以上連続で起きていると、一気に集中力が減ります。

16 + 8 = 24

ですからね、私たちは、そういうふうにできているんです。

分かりますよ。
睡眠時間を削って、活動時間を増やしたい
忙しくて、寝ている時間がない
仕事ばかりじゃなく、睡眠時間を削ってでも、自分の時間を確保したい
自分は、ショートスリーパーだから、5時間寝れば十分
などなど

いろんな意見は分かります。けれども、8時間以下の睡眠時間はデメリットが大きすぎるんです。
アルツハイマー病のリスク
血管に関する病気のリスク
精神疾患うつ病のリスク
集中力の減退
記憶力の減退
運動スキルの未定着
などなど
デメリットは、たくさんあります。

残業で夜の 22時に寝るのは難しいのは、分かります。
副業をしているので、22時に寝るのは難しいのは、分かります。
朝活をしたいから、5時に起きたいのは、分かります。

けれども、まずは、8時間睡眠を一週間でもいいので、試してみてください。
身体が変わりますよ。脳が変わりますよ。

特に大きいのは、欲望、感情のコントロールがしやすくなることです。
睡眠の間に、感情の源「偏桃体」と理性の源「前頭葉」のネットワークが形成されています。特に睡眠時の最後の 2時間に。
睡眠不測のときに、イライラしたり、食べ過ぎたり、甘いものが欲しくなって、ついつい食べてしますのは、このネットワークが弱くなっているからです。
なので、欲求や感情に負けやすくなってしまうんです。

意志の力が弱いから、感情に負けるわけではありません。
根性がないから、誘惑に負けてしまうわけではありません。
グズな性格をしているから、先延ばし癖があるわけではありません。

睡眠不足で、感情と理性のネットワークが弱くなっているからです。

睡眠不足をなくせば、これらの問題が消えてくれます。
8時間の時間枠を確保するだけでいいんです。

私も 8時間寝るようにしてから、昼寝の時間がいらなくなりました。
集中力も戻りつつあります。活力は、まだまだ時間がかかりそうですけどね。だいぶ、うつ病からの回復も実感できるようになりました。

自分を変えたい、と考えている方
来年こそは!!、と考えている方

まずは、8時間睡眠から始めてみてください。

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